医薬品は落ち着きを取り戻す
ニューヨークダウが2万4600ドル前後のもみあいから上っ放れて2万5000ドル台に乗せました。昨年の12月6日以来の回復です。
米国のFOMC(連邦公開市場委員会)でFRBパウエル議長が金利の据え置きを決めて、今後の利上げについても慎重な姿勢で対応するとの発言を好感して一気に戻しました。
これを好感して1月31日の東京市場も村田製作、東京エレ、TDK、ファナックなどが上値を追い、つれて外需系の戻りが顕著になりました。内需系では日通が好決算で急伸したほか、アステラス製薬、JR、ソフトバンクGなどが買われました。反面、スクリーンが減額修正で大幅安、東電HDが急落しました。前日にストップ安となった新興市場のサンバイオが連続S安となり、関連の大日住友も大幅続落となっていました。しかし、その他の医薬品は落ち着きを取り戻して反発していました。
2万1500円台に向う
米中協議が行われていますが、貿易面では改善が進むものと思われ、外需系銘柄が引き続き物色されていくものと思われます。その他、鉄鋼が戻す動きが強まり、新日鉄、JFEが水準を上げていました。また、非鉄金属がしばらく調整していましたが、ようやく物色される動きがみられるようになりましたので東邦亜鉛(5707)などが注目されます。日経平均は1月21日の高値抜けから、2万1000円台に乗せる可能性が高く、今週には2万1500円台に向うことになりそうです。
今回の狙いは?
今回の狙いは自律制御システム研究所(ACSL=6232)です。ドローンの自動運転技術を提供しており、将来有望な銘柄として注目されていくことになるでしょう。
この他ではコニカミノルタ(4902)、オリックス(8591)。百貨店も調整から戻す見通しがでてきましたので、エイチ・ツー・オー リテイリング(8242)に注目です。世界的株価の回復でソフトバンクグループ(9984)の戻りも期待できそうです。
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