高野恭壽|高さん 証券市場新聞

下落を経験して新たな動きを待つ

 1-2月でほぼ昨年12月の暴落前の高値まで回復したのですが、概ね、これまでの米中協議問題をはじめ12月に売った懸念材料を修復する形になりました。したがって、今後、2万2000円抜けから更なる上値を目指すには新たな支援材料がほしいところです。さりとて特に大きく売られる材料もないことを考えますと一時的に需給面での調整による下落を経験して新たな動きを待つという格好になると思われます。
 その調整はニューヨークダウで2万5000ドル近辺までとみていいのではないかと思われます。日経平均は米国並みの戻りとなれば2万3000円を超えて2万4000円台まで回復してもいいことになりますが、買い主体の外国人がいまひとつ日本株へ本腰を入れていないことを考えますとそこまでの戻りがあるかどうか判断は難しいことになります。

日経平均が単独で上値を追う展開は難しい

 米国株式が反転して下落に転じる場面が続いた場合にはその影響を受けることになります。それをはねのけての上げは今の日本の景気事情など考慮にいれると容易ではありません。外国人投資家にとって不信感を募らせているのは企業業績の悪化や消費税に対する警戒感だけではなく、来年度予算で消費税増税分を景気対策に応用したことです。税収の伸びに消費税のよる増収が見込めるならば財政健全化に対して真剣に取り組む姿勢を見せるべきと不満に考えて居るようです。したがって、日経平均が単独で上値を追う展開は難しく米国株式次第という構図は続くことになります。

アンジェスは?

 アンジェス(4563)は2月28日には一気に半値押しまで下落をしました。900-1000円のもみ合い相場を1-2週間経験してから第2幕がはじまるのではないかとみています。突込み場面は拾う場面とみていいでしょう。

今回の狙いは?

 大手不動産株が軒並み動意づいていました。三井不動産(8801)や住友不動産(883)、東京建物(8804)が当面、上値を追うものとみています。これに加えて物色されそうでなかなか買われなかった小売り系ではエイチ・ツー・オー リテイリング(8242)や高島屋(8242)にも注目しています。
 今回の狙いは協和発酵キリン(4151)と新高値に躍り出た沢井製薬(4555)です。穴株は東邦亜鉛(5707)。

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