高野恭壽|高さん 証券市場新聞

大きく戻すパワーがない

6月第2週の東京市場は膠着感の強い動きになりました。この欄を執筆している13日の相場は寄り付きから反落しました。寄り付き後も戻りは鈍く、2万1000円割れとなったのですが、大きく戻すパワーがなく様子見の動きになりました。

新しい動きは?

 半導体系の東京エレなどが軒並み大きく下落幅が大きく、原油安から資源系、海運、金融、小売りなどといった業種が低迷していました。そうした中で比較的値を保ったのが、第一三共(4568)です。朝方は反落したものの次第に値を戻し6000円台をキープして引けました。やはり、今回の相場をけん引した銘柄であり、この初押しは下値で根強い買い物が入ったといえるでしょう。また、NEC(6701)も同様に寄り付きこそ反落したのですが、引けはキッチリプラスに転じていました。日立製作所(6501)は反落したものの、売りものをこなしながら下値を固めつつあります。新しい動きとしては1か月余りもみ合っていましたDeNA(2432)です。2100~2200円のもみ合いゾーンから抜け出す動きがみられ注目すべきでしょう。

HEROZが好決算をみて急騰

 小物が活躍していますが、その中でこの欄でも何度か紹介しています自律制御システム研究所(6232)が急反発し5000円台を回復していました。更に、上値追いの可能性が強そうです。HEROZ(4382)が好決算をみて急騰しました。2万円目前まで上げたのですが、更に、一段高に向かうかどうかは判断が分かれるところですので、週初の動きを見て判断したいと思います。
 沢井製薬(4555)が6000円台に乗せて新局面に突入してきました。目先的には利食い売り後の動きを見て追撃できるか判断したいと思っています。

低位材料系では?

 低位材料系では日本水産(1332)が調整局面から抜け出す動きになる可能性が強くなってきました。ここは注目すべきところです。アンジェス(4563)は700円をキープしましたが、上値での値の維持が弱くまだ上値を追うのは早いのかもしれません。
 目先的には日経平均が2万1000円を保つかどうか注目したいところです。




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