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3日続落し25日線割れ
昨日の東京株式市場は3日続落となりました。年内のイベントがほぼ通過したことで売買代金も減少。11月4日に上値レジスタンスゾーンであった2万4000円台を突き抜けるべく上放れた指数は、それ以来の25日移動平均線割れとなってきました。
日米ともに材料出尽くし
米国市場でもS&P500が10月30日と12月11日安値を結んだ下値サポートラインを割り込んできました。日米ともに追加経済対策や予算案が決まり材料出尽くしの動きとなってきました。一目均衡表でも転換線割れとなり、全般に調整入りを示唆します。
マザーズはIPOラッシュが止め
また、マザーズ市場が11月2日安値割れとなりました。既に25日移動平均線と75日移動平均線がデッドクロスしておりますが、一目均衡表でも雲の下での推移となっており、遅行スパンが雲の下限を割り込んでしまいました。マザーズ市場に関しては11月から警戒警報を発令してきましたが、足元のIPOラッシュが止めを刺したようです。
1000ポイントまで下落覚悟
3月安値の527ポイントから10月半ばに1368ポイントまで上昇しました。上げ幅の38.2%押しが1046ポイント、半値押しは947ポイントであり、いずれにしても1000ポイント程度までの下落は覚悟せねばならないようです。下手なナンピンすかんぴんと申します。トレンドが崩れたものは諦めが肝心で現金化を急がねばなりません。
日々勇太朗
相場見通し
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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