ニプロがBOX放れ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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先週の急落取り戻し当然の反落

昨日の東京株式市場は反落しました。今週3日間で先週の急落を取り戻しただけに、利食いや戻り売りが出ても当然でしょう。米国市場はマチマチの展開でしたがNYダウは3日連騰。

米長期債利回りジリ高

ただ、足元で長期債利回りがジリジリと上げてきました。3日の米10年債利回りは1.138%に上昇。先月12日に一時1.184%まで上昇し、その後は1.006%まで低下していましたが、ADP民間雇用統計などが市場予想を上回ったことなど、このところ発表された景気指標が好調のため、債券市場には売り圧力が掛かりつつあるようです。

ドルインデックス日足二段上げ

そのためドルインデックスも91台に乗せてきており、1月18日高値を更新。日足二段上げとなってきており、ドル高へと転換しつつあるようです。そうなるとドル安をバネに上げてきた米国市場が調整色を濃くする可能性が浮上します。長期債利回りとドルインデックスから目が離せません。

ニプロ大きな変化は月足

昨日ご紹介した2銘柄のうちニプロ<8089>が上値指向を鮮明にしてきました。昨年3月に1390円高値後は1100円~1270円近辺での往来相場となってきました。昨日はそのBOX上限を抜け出してきました。大きな変化は月足で12カ月線や24カ月線を今月ブレイクしてきたことです。2018年以降の右肩下がりのトレンドが転換しつつあり、押し目は積極的に仕込んでいきたいところです。

日々勇太朗

相場見通し

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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