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決算プレイの個別物色
昨日の東京株式市場は小幅に続伸となりました。建国記念日の祝日前ということもあり、海外も休日となるために決算プレイの個別物色。中国は11日から17日まで春節で休場、香港が12日~15日まで休場、そして米国は15日(月)がプレジデンツデーで週末3連休となります。また、12日(金)は2月限オプションSQとなりますので様子見姿勢は致し方ないところ。
ドル円が急激に方向転換
ところで、このところドル円が急激に方向転換しました。1月27日から日足ローソク足7本の陽線を連ね、8本目に上髭陰線を形成。坂田五法では「新値八手、十手」は転換となりやすいと教えていますが、1月27日の103.56円から八手目となる2月5日に転換して104.50円まで円高となりました。
NYダウは少し走りすぎ
同様に陽線7本となっているのがNYダウです。2月1日から6連騰し9日は小幅に反落しましたが、日足ローソク足は陽線となりました。少し走りすぎというイメージです。
決算は概ね持ち直す
さて、週末金曜日で決算発表もほぼ一巡します。これまでのところは概ね持ち直しの数字が並び、日経平均採用銘柄のEPSは1月末の1100円から9日段階で1191円に上昇しました。PERは24.7倍程度と若干低下し、PBRは1.3倍程度に上昇しました。
落ち着きどころ探す局面
足元の株価上昇は幅広い業種で業績が改善したことでTOPIX型の上昇となりました。決算プレイで勢いづいた株価は一旦、落ち着きどころを探す局面へと移行します。銘柄をいったん整理して、次の局面にのぞむことになります。
日々勇太朗
相場見通し
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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