長期と短期で注目2銘柄【転ばぬ先のテクニカル】

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保ち合い上放れるか注目段階

時価総額30兆円超のトヨタ自動車の株価が仕手株のように舞い上がっています。決算発表で株式分割を発表したのが5月12日。そこからほんの半月ほどで2割高とは恐れ入りました。そのため時価総額を指標とするTOPIXが相場を牽引する形となっています。チャートは三角持ち合いを形成しており、3月19日と29日高値を通るレジスタンスラインにタッチしてきました。ここをブレイクして保ち合い上放れに進めるのかどうか、注目段階を迎えています。

日経平均は出遅れる

一方、日経平均はファーストリテイリングの5月の既存店売上高が前年同月比0.6%減と12カ月ぶりに前年実績を下回ったことで株価が4%もの急落となったことで、日経平均という指数への寄与度No.1銘柄の急落が伸び悩みの原因となりました。そのためレジスタンスラインへは距離を残しており、TOPIXに出遅れています。

物色の裾野広がるか

このところ東証1部の売買代金が増加傾向にあることは好感されるところです。市場が賑わうには3兆円台が欲しいところですが、トヨタ自動車1社の売買代金が1兆円超となっており、この株が止まると閑散相場に逆戻りしかねません。物色の裾野が広がるのかどうかを見ていかねばなりません。

米ADP雇用報告に注目

米国市場では3日に雇用統計の前哨戦であるADP雇用報告が発表されます。大手ビジネスプロセス・アウトソーシング会社である「ADP(Automatic Data Processing)」は、米国において、企業向けの給与計算サービスを主要業務の一つとしており、2001年から全米の雇用情勢の調査を開始し、今日では、約50万社の顧客を対象に、毎月雇用者数の動向を調査し、雇用統計の発表2日前にその結果を発表しています。雇用統計の非農業部門雇用者数の先行指標として見られていますので注目となります。

近鉄GHDとレノバ

個別銘柄ではワクチン接種の進展により脱コロナ銘柄に資金が向き出しています。下値不安の少ない近鉄GHD<9042>に注目。また、再生エネルギー関連で株不足になっているレノバ<9519)の押し目を狙ってみたいと考えます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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