エーザイが寄り付けば【転ばぬ先のテクニカル】

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26週線割り込めば下げ再開も

昨日の東京株式市場は続落となりました。日経平均は一時2万8801円安値までありました。26週移動平均線が2万8792円に走っており、下値サポート機能を発揮したようです。この26週線を割り込む場合は5月の急落からの中間反騰が終わり、下げの再開という可能性が出てきます。

値嵩売られ指数押し下げ

しかし、この二日間、東証一部は値上がり銘柄の数が値下がりよりも多く、日経平均という指数は値嵩株が売られているために押していることが伺えます。これは昨日もストップ高で貼り付いたエーザイの影響ではないかと言われています。エーザイは日経平均採用銘柄です。

エーザイ大引け比例配分

東京市場には一日の株価の上下幅が制限されておりますが、米国市場にはありません。エーザイは米国のADR市場に上場されており、1ドル109.49円で計算すると8日終り値は1万1441.7円です。昨日の東京市場のエーザイ株のストップ高上限は1万755円なので、大引け比例配分となりました。

インデックス運用でミラートレード

指数採用銘柄の値が付かないと困るのが日経平均に連動するように設計されているインデックスファンドです。そこで、先物買いと現物売りを組み合わせた「ミラートレード」というポジションが組まれた可能性があるということです。インデックス運用の機関投資家はこういった場合に「225先物買い・エーザイ以外の224銘柄売り」を建てて、日経平均が上下どちらに動いても、エーザイの株価変動を再現(リカバリー)するポジションを構築したのではないかということです。

全般調整一巡から上値指向も

9日の米ADR市場が大きく動かなければ本日は取引時間中に値がつきます。エーザイの取引成立後は、224銘柄売りが解消されるため、寄与度の高い値嵩銘柄が一斉に買われる可能性があるということです。また、単純にエーザイの購入資金を捻出するために値嵩株を売っているパターンもあるでしょう。値が付けばそうした売りも一巡しますので、26週線効果で全般調整一巡から上値指向になる可能性がありますね。

ステラファーマが急騰

個別は昨日ご紹介しましたステラファーマ<4888>が急騰。4円高の517円で寄り付き大引け間際には606円まで一気に上昇。17%上昇となったことでお役御免ということで。レノバ<9519>は4000円まで上昇。近鉄<9041>も75日線を上回ってきました。

良品計画は75日線までリバウンド

本日は良品計画<7543>に注目してみたいと思います。3月18日の2829円高値から5月31日に2070円まで下落してきましたが、その後下値固めの動きとなっており、昨日は5日線、一目基準線を上回ってきました。75日線の位置する2420円近辺までのリバウンド期待です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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