しばし往来相場か【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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25日、75日線近辺の戻り売り圧力強い

昨日東京株式市場は続落となりました。先週の急落を今週は取り戻す上昇スタートとなりましたが、25日線、75日線近辺での戻り売り圧力は強く、昨日は5日線を割り込んできています。

海外投資家が売り越し

このところ海外投資家が売り越し傾向にあります。特に5月以降は買い越しが4週で金額ベースで7889億円。一方、5週で売り越しとなっており、金額ベースで1兆2596億円と約5000億円もの売り越しです。

信用買い残18年3月以来の高水準

上値が重たいために個人投資家の回転が効かず、ナンピン買いにより信用買い残は3兆6000億円を超えてきました。これは2018年3月以来の高水準です。前年の2017年9月の1万9500円台からこの年1月に2万4124円まで上昇。その後、3月に2万0617円まで急落して信用買い残が積み上がりました。底打ち後は2万2000円~2万3000円での往来相場を繰り返し、1月高値を抜いたのは9月です。1月高値に対する6カ月期日を通過して需給が改善するまでは往来相場でした。

期日明けは8月16日

今年の高値は今のところ2月16日の3万0714円です。この時の信用買い残が2兆8000億円で、半年期日が通過するのが8月16日です。この期日明けまではしばし往来相場を繰り返すものと思われます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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