TOPIXに買い転換シグナル続々【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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JR西日本の連想売りも押し目買い

昨日の東京株式市場は4日続伸となりました。寄り付きは買い先行スタートとなり、一時2万8626円高値までありました。しかし、JR西日本の公募増資が発表されたことで陸運、空運株に連想売りが広がり足を引っ張りました。ただ、押し目買い意欲も強く、下げも限定的でした。

TOPIX上伸が今週のハイライト

今週は本日一日を残していますが、今週のハイライトはTOPIXの上伸です。週足で5週、13週、26週線を一気に飛び越えて、5週線と13週線がゴールデンクロスしてきました。ポイント&フィギュアが買い転換し、MACDもゴールデンクロス間近です。この動きを見る限り、早晩年初来高値抜けとなるものと考えます。

海外投資家の日本株回帰が必要

ここから年初来高値を伺うためには海外投資家の日本株への回帰が必要です。昨日の引け後に東証から発表された8月23日~27日の投資部門別売買状況をみると、海外投資家は現物は45億円売り越しましたが、先物は3346億円買い越していました。前週が現物と先物合計で7059億円売り越していましたが、先物をほぼ同額買い戻した格好です。

TOPIXの値動きが伝える

来週6日のレイバーデーを過ぎると米国はサマーバケーション明けとなります。来週以降、本格的に日本株投資が再開されるのではないかとTOPIXの値動きが伝えてくれているように感じます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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