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値嵩ハイテク株主導で反発
昨日の東京株式市場は反発しました。18日の米国市場はマチマチの展開でしたが、決算期待の押し目買いが半導体関連株や大型テック株に入り、ナスダック指数は9月27日以来の1万5000ポイントを回復。この流れを受けた東京株式市場は値嵩ハイテク株主導で反発しました。
米株自信取り戻し東京もリスクオン
日経平均は一目均衡表の雲の上限に沿って上昇しており、基準線を上回りました。米株の恐怖と貪欲のインデックスであるFear&Greed Indexがようやく50%を越えたことで、米株が自信を取り戻してきたことから東京市場もリスクオンの動きが出てきました。一昨日に日経平均のMACDがゴールデンクロスしてきましたので、あとは25日線(2万9225円)を終り値で奪回してくることが必要です。
112円程度までの円高も
本日から相場の攪乱要因となった水星が順行に戻ります。この逆行から順行に戻す前後3日間でドルが目先ピークアウトするケースが多く、113円90銭に走る5日線を割り込みだすと112円程度まで円高が進むかもしれません。電気、精密、輸送株などは押しが入るかもしれません。
一部ヘッジも必要
選挙=株高というアノマリーはありますが、毎日物色の流れが変化しており腑に落ちない面が多々あります。テクニカルでは強気サインが灯りだしていますが、売買代金は3兆円割れが続いており、資金配分を考えながら、一部ヘッジを交えることも必要なのかもしれません。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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