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戻り売りと郵政絡みの換金
先週の東京株式市場は反落しました。20日(水)には2万9489円まで上昇しましたが、9月14日から10月6日までの下げ幅の61.8%(黄金分割日)まで戻したことでヤレヤレの戻り売りが出ました。21日は後場に入って急落しましたが、先物手口では野村、みずほといった国内勢が売り越していたことで、日本郵政の第3次売り出しに伴う換金売りだったのではないかと思われます。
75日線サポートも上値重たい
日経平均は75日線が下値サポートとして意識されるところです。今週から3月期決算企業の中間決算が発表されますが、10月11日以降、売買代金3兆円割れが続いており、決算期待による資金流入に期待したいものですが、一目均衡表では雲の下に入り込んでしまい、当面上値は重たい日々が続きそうです。森を見ず木を見る相場ということで個別勝負の週となりましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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