決算発表ピーク週【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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窓空けて上放れ上値指向

衆院選の結果を受けた先週の東京株式市場は週明け急騰となり、日経平均は2万9000円台を回復してきました。先週の当欄では週足で5週、13週、26週線が2万8700円近辺に収斂しており、年末高に向かうならばここは死守せねばならないとしましたが、日足、週足そして月足も窓を空けて上放れたことで上値指向を示しました。

個別物色濃くなる

今週は12月末決算のヘッジファンドの45日ルールに伴う換金売りが出やすい週ですが、押し目が入るようであれば買い場提供場面と見るべきでしょう。また、今週は決算発表のピークを迎えます。週間で1700社超の発表が予定されており、個別物色の濃くなる週となりそうです。先週の主要企業の決算では好内容でも売られるケースが目立ちました。内容を確認して押し目を丹念に拾うことが必要と考えます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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