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3万円接近で戻り売り
昨日東京株式市場は5日振りに反落しました。寄り付きはNY株高に反応して前日比101円高の2万9909円まで上昇しました。しかしこの時間帯、33業種別指数のうち20業種がマイナスでした。東京エレクトロンやSBGなどの上昇に指数は上げていきましたが、数多くの銘柄に3万円接近で戻り売りに押される展開となりました。
金融所得課税強化議論と伝わる
時事通信が政府・与党が岸田総理の掲げる所得再分配に向け、来年以降に金融所得課税の強化を本格的に議論する方向で調整に入ったと報じたのが原因のようです。
IMAGICAが高値更新
個別では16日にメタバース関連の穴株として掲載したIMAGICA GROUP<6879>が高値を更新。過去2年来高値を更新してきており、2018年高値の1419円から2020年280円安値に対する半値戻しの850円への上昇を期待しています。
上方修正もさらなる上積み期待
今日は新たにニチコン<6996>に注目してみたいと思います。11月9日に発表された2021年第2四半期決算は売上高が前年比21.4%増の650億7500万円、営業利益は185.9%増の17億3900万円、純利益が263.3%増の23億6100万円で着地。併せて通期業績見通しを上方修正していますが、セグメント別の売り上げなどを確認するとテスラや日本電産向けのフィルムコンデンサーを含む電子機器用コンデンサーが非常に伸びているようで、更なる上積みが期待されることに加え、株価が何故か年末に上昇するという季節要因も挙げられます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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