SQ故に個別物色に傾きやすい【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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SBGが指数押し下げ

週明け6日の東京株式市場は反落しました。日経平均は円安の2万7927万円で取引を終了しました。指数を押し下げたのはSBG<9984>であり悲観したものではありません。米国市場に上場している配車サービス大手の滴滴が中国政府の指導により上場廃止の手続きを始めたと伝わっています。

テック企業への厳しい規制を懸念

政府のテック企業への厳しい規制が他にも広がるかもしれないといった懸念から、NYに上場しているテック企業が大きく売られる展開となっています。そのためビジョンファンドを通じて中国企業へ出資をしているSBG株が8%もの急落となっており、SBG1銘柄で日経平均を約100円押し下げています。

経済指標発表が多い週

今週は経済指標の発表が多い週です。本日は日本の10月の家計調査や景気動向指数速報値、明日8日は7~9月期GDP改定値や11月の景気ウォッチャー調査、9日は10~12月期の法人企業景気予測調査や11月の工作機械受注速報、そして10日は注目の米11月の消費者物価指数が発表されます。

底固めの週でデイトレードに徹す

また、10日はメジャーSQであり、また来週は14~15日に米FOMCとなるために、今週は動きずらく底固めの週ということになりそうです。そのため個別物色に傾きやすい週となりそうで、デイトレードに徹すべき一週間かもしれません。

日本CMKが急騰

個別では先月26日にご紹介しました(6958)日本CMKが急騰しました。先週3日に三菱UFJモルガンがレーティングとオーバーウェイトに引き上げ目標株価を600円に、また、岡三証券がレーティングを強気に引き上げ目標株価を750円としたことが刺激材料です。

高値抜けなければ一旦は利入れ

ただ、株価は11月25日の577円面合わせまでであり、日足は下髭の陰線形成でした。高値面合わせというのはあまり良い形ではありません。抜けないようであれば、一旦は利入れが正解かと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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