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急騰急落は通らねばならない道
新春相場は大発会でロケットスタートを決めた東京市場でしたが、FOMC議事録を受け逆噴射の急落と上下に忙しい動きとなりました。今年は五黄土星の年なので、どちらに振っても平穏では済まない年が予想されるため、このような急騰急落は一年を通して何度も通らねばならない道となりそうです。
物色は金利上昇を意識
さて、1月第1週を終え、物色の流れが大きく変化しました。キーエンスやレーザーテックなど、昨年活躍した値嵩株に崩れ足が見られる一方、三菱UFJや第一生命など金融株が浮上してきました。大発会の一番人気銘柄は売買代金ではトヨタ自動車と昨年に引き続きEV関連がテーマだと示しましたが、出来高では三菱UFJでインフレ懸念による金利上昇を意識せねばならないことを示しました。グロース株からバリュー株へのシフトが今後、鮮明になるのではないかと思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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