MACDがGC【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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下げ幅の半値戻し水準抜け出す

昨日の東京株式市場は3日続伸となりました。日経平均は25日線を回復しました。日経平均は3月9日の2万4681円から3月25日には2万8338円まで上昇しました。その後、半値押し水準の2万6304円まで4月12日に押し目を入れました。下げ幅の半値戻し水準が2万7321円であり、昨日はそこを抜け出してきました。

トレンドが右肩上がりに転換

昨日の上昇で日経平均もTOPIXもMACDがゴールデンクロスしてきました。MACDとは、移動平均の発展版で、更に売買シグナルにおいて精度を高くしたものですが、これがゴールデンクロスしたということは、相場のトレンドが右肩上がりに転換したことを示していると考えます。

次の抵抗ポイントは200日線

次の上値の抵抗ポイントは2万8120円近辺に位置する200日線です。3月急騰場面では上値の壁として立ちはだかりました。3月9日に底入れしているならば、今回はこの壁を突き抜けると考えます。

NY調整完了サイン

米国市場はNYダウがまず200日線を突破しました。こちらもMACDがゴールデンクロスし、一目均衡表でも雲を抜け出しました。S&P500も一目均衡表の雲上限まできており、雲抜けすると好転しだします。週足では今週、陽線包み足となりそうで、そうなると調整完了サインの点灯です。

米利上げ予想通りなら材料出尽くし

GW期間中の5月4日にFOMCが開催されます。0.5ベーシスの利上げが確実視されており、米長期国債は一昨日2.940%まで切り上がりました。既に相当相場に織り込まれており、市場予想通りなら材料出尽くしとなるでしょう。空売りが積み上がっているために、FOMCを通過すると買い戻しに拍車が掛かるのではないでしょうか。

閑散に売りなしで仕込みを進める

このところ売買代金が低調ですが、閑散に売りなしです。決算発表がこれから本格化しますが、私はどんどん仕込みを進めていきたいと考えております。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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