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25日線越えれば調整終了
昨日の東京株式市場は日経平均が3日続伸となりました。一目均衡表では雲の中に突入し、基準線を捉えてきました。2万6730円近辺の25日線を越えられるのかどうかが目下の焦点であり、それが示現すればMACDがゴールデンクロスして4月7日のデッドクロス以降の調整が終わります。
不安感沈静化し米金利目先ピークアウト
VIX恐怖指数が27となり、先週までの不安感が沈静化してきました。米10年債利回りは16日に2.881%に低下しており、5日線と25日線のデッドクロス目前です。既にMACDがデッドクロスしていることから目先はピークアウトしたものと思われます。
ナスダックは自律反発期待
そうなるとナスダック市場の自律反発期待が高まるはずです。ナスダックの月足の一目均衡表では現在、基準線近辺で推移しています。ここで反転開始となれば転換線の位置する1万3700ポイント近辺まで約2000ポイントの上昇は可能でしょう。
今年はロングオンリーとはいかず
今年の相場は昨年までのようにロングオンリーという訳にはいきません。それは日経平均も米主要3指数も26週線が右肩下がりに転じてしまったからであり、投資の時間軸は中長期で構えると報われないことでしょう。大きな突っ込みを余裕を持って仕込み、急反転した局面では腹八分で利益が小さくても確実に積み上げていかねば勝てないでしょう。
3月初旬に続く二度目の買い場
現在は3月初旬に続く二度目の買い場と筆者は考えており、今月12日の安値(2万5688円)を割らない限り、押し目買い噴き値売りだと考えています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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