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２万７０００円回復し上値指向鮮明に
先週の東京株式市場は３週続伸し２万７０００円台を回復しました。２６週移動平均線を突破し、４月高値も更新したことで上値追い指向を鮮明にしてきました。問題は２万７９４０円近辺を走る２００日移動平均線を突破できるのかどうかです。
３月は２００日と２６週線重なり壁に
３月９日の２万４６８１円で底打ち後３月２５日には２万８３３８円まで急速にリバウンドしましたが、２００日移動平均線にタッチしたところで息切れしました。この時は週足でも２６週移動平均線が同位置に走っていたために大きな壁として立ちはだかりました。
戻り売りが持ち込まれやすい位置
今回は既に２６週移動平均線を突破していますが、昨年９月高値と１１月高値を結んだ右肩下がりのトレンドラインが２００日移動平均線近辺に走っているため戻り売りが持ち込まれやすい位置だと思われます。今週はこの位置を突破できるのかどうかに注目となります。
日々勇太朗
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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