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対インフレ重視政策嫌気して大幅反落
先週の東京株式市場は大幅反落となりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%利上げが決議され、またスイス中銀が予想外に15年ぶりとなる0.5%利上げにマーケットは動揺。イングランド銀行も5会合連続で0.25%利上げを発表するなど世界中の中央銀行が対インフレ重視の政策に突き進む姿勢が示されたことを嫌気しました。日経平均は6月9日の2万8389円高値からわずか6営業日で2万5720円まで2669円幅、9.4%もの急落となりました。
下値限界値に達し徐々にリバウンド
この間、ボリンジャーバンドを確認すると+2σから-2σまで一気に落ちたことが分かります。標準偏差では±2σ内に収まる確率は95.4%。統計上は先週の下値限界値にほぼ達したことを示しており、今週は落ち着き加減を確認しながら徐々にリバウンド局面へと移行するものと考えております。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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