目先底か【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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想定外の急反落

昨日の東京株式市場は急反落となりました。昨日は9月中間決算の配当権利取り最終売買日でしたので、本来ならば値上がりしやすい日でした。そのため多くの投資家や市場関係者にとっては想定外の下落だったと思います。下落のキッカケはアップルのアイフォン14が販売不振により増産計画を中止すると報じられたことです。そのため東京エレクトロンなどの半導体や電子部品関連銘柄の株価が崩れました。

若干オーバーシュートも…

日経平均やTOPIXは9月20日から3日連続で日足の窓を空ける三空叩き込みの形となり、27日は前日の陰線に対する孕み足となっていたことで、昨日の当欄では「目先売られ過ぎシグナル点灯」としましたが、「売られ過ぎた場合は2万6100円前後」ともしておきました。昨日は若干オーバーシュートしてしまいましたが、オシレーター系のテクニカル指標であるRCIはマイナス95まで低下。目先の下値にほぼ届いたか届きつつあるというのが筆者の見立てです。

落ち分をどの程度埋められるか

本日は権利落ちとなりますが、配当落ち分は約224円とのこと。この落ち分をどの程度埋められるのかに注目となります。権利付き最終日に大幅下落したことにより、案外、窓埋めしてしまうのではないかと思っています。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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