資金の流れに変化の兆し【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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26週線が上値の壁

先週の東京株式市場は続落しました。10月に入り週足では上昇、下落、下落となっていますが、週足ローソク足は3週連続の陽線形成です。2万6200円台から2万7300円台の1100円幅での往来が続いています。下落すれば押し目買いが入りますが、噴き値では売りが出てきており、2万7260円近辺に位置している26週線が上値の壁として意識されています。

明るい材料は半導体関連の強い動き

先週末21日は見送り気分が強く、33業種中、値上がりはわずか5業種。しかし、明るい材料として東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体関連銘柄が終日強い動きを見せたことです。

寄り付きから上値追い戻り売り吸収

米半導体製造装置メーカーのラム・リサーチが好決算を発表したことが材料視されたようですが、今までは反発スタートしても寄り付き近辺が高値で値を消す戻り売りに押されるケースが多かった訳で、相場の足を引っ張ってきた銘柄群が、21日は寄り付きから上値追いとなり、戻り売りを吸収している動きが続いたことから資金の流れの変化が伺えました。

日経平均上値の壁超える可能性

今週もこの流れが続くならば、日経平均が上値の壁を超える動きに繋がる可能性があり、値嵩半導体銘柄の動きを注視すべきでしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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