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好決算銘柄個別物色の一日
昨日の東京株式市場は3日早朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表前ということで様子見ムードが強く、物色は好決算発表銘柄の個別物色中心の一日となりました。
問題は12月利上げ幅と利上げ打ち止め時期
今回のFOMCでは0.75%利上げとなりましたが、問題は12月の利上げ幅と来年の利上げ打ち止め時期です。
利上げ幅小さくなる意味合い大きい
9月のFOMCで示されたドットチャートでは年末の政策金利の中央値は「4.25~4.50%」でした。今回0.75%利上げならば12月は0.5%ということになります。通常の利上げは0.25%ずつなので、12月0.50%であっても大幅利上げということになりますが、6月から続いてきた0.75%利上げより幅が小さくなる意味合いは大きいといえます。
株価は急落も急騰もありえる
今のところPCEやCPIなどの物価指標は食品、エネルギーをのぞくコアでピークアウト感がありません。そのため、利上げペースを落とさないとなれば株価は急落するでしょうし、落とすとなれば急騰もありえる訳で、ここでテクニカルを論じても意味はありません。また、利上げ打ち止め時期が23年の早い時期なのかどうかにも関心が集まります。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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