中間選挙【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY株は過激な政策回避を期待

昨日の東京株式市場は反落しました。米中間選挙の開票が始まり、結果待ちといった格好の一日でした。8日のNY株式市場は主要3指数が3日続伸となりました。中間選挙で特に下院での共和党躍進でねじれ議会により、政府の過激な政策への傾斜が回避できるとの期待感が買い材料となりました。

トランプ大統領選出馬はフォローとの見方

トランプ前大統領が15日に「非常に大きな発表を行う」と発言。2024年の大統領選挙に出馬表明するとの期待が広がりました。バイデン政権は富裕層への増税や様々な規制強化を訴えており、株式市場にとってはアゲンスト。一方、トランプ政権時は減税やドル安政策と株価重視の姿勢を取っていたこともあり、株式市場にフォローだといった見方が買い材料視されています。

一旦は材料出尽くしで下落?

選挙は水物と申しますが各報道機関のニュースでは下院は共和党、上院は拮抗といった見方となっているようです。米中間選挙と相場には太平洋戦争後、選挙結果に関わらず全て翌年の株価は上昇しています。しかし、足元はこのアノマリーを先取りして10月半ば以降上昇してきました。本日は10月消費者物価指数(CPI)の発表も予定されており、一旦は材料出尽くしで下落するのではないかと考えております。

先高期待高まるも一押し入るタイミング

日経平均は155円安の2万7716円で取引を終えました。日足は放れの陽線に陰線が並びました。このところ高水準の売買代金が積み上がり先高期待が高まっていますが、10月3日安値から26日が経過し、一目均衡表・時間論における三節を迎えました。そろそろ一押し入るタイミングではないかと見ています。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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