SQ値割れ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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SBG急落の影響大きく反落

昨日の東京株式市場は反落しました。先週の急伸による利益確定の動きもあったと思われますが、それ以上に決算発表を嫌気したSBG<9984>の急落の影響が大きかったと思われます。SBG1銘柄で日経平均を181円押し下げましたので、これを除くと120円安というところです。

値嵩半導体株中心にショートカバー

このところ高水準の売買代金が続いています。値嵩半導体株中心に売り方のショートカバーの動きが続いており、指数が引き上げられましたが、本日で3月期決算企業の中間決算が一巡します。

好業績銘柄主体の見直し買い

日経平均採用銘柄の一株利益は11日段階で2221.98円となりました。10月末段階では2158円でしたので概ね好調な決算発表となりました。決算発表一巡で、今後は好業績銘柄主体の見直し買いが考えられます。

飛びつき買い避け押し目を拾う

ただし、昨日の下落で11月SQ値を割り込みましたので、日経平均は一目均衡表・転換線の位置する2万7680円近辺までの押し目が入るかもしれません。飛び出した銘柄に飛びつき買いすることは避け、押し目を丹念に拾う作業が必要です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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