手控え要因山積【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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様子見気分に支配される

1月24日以降の日経平均株価は2万7000円台を固める動きとなっていますが、日々の上下値幅が狭くなっており、膠着感も漂ってきました。昨日の日経平均は3日ぶりに反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表前ということもあり、様子見気分に支配されました。

重要スケジュール満載

この記事がアップされるころには結果が判明しており、NY市場が大きく動いていることになりますが、今週はそれ以外にもECB理事会や英国金融政策発表が予定されており、本日のメタ・プラットフォーム、2日のアップル、アマゾン、アルファベットの決算発表も気になります。週末3日は1月の米雇用統計と続き、7日はバイデン大統領の一般教書演説。更に、10日ごろに次期日銀総裁が政府より発表される見通しが大注目となります。

小型材料株主体の物色に傾く

そのため主力銘柄は機関投資家等の売買が限られるため、指数が大きく伸びる可能性は低く、小型の材料株主体の物色に傾くことが考えられます。30日にお伝えしたAFC‐HDアムスライフサイエンス<2927>の動きなどは正にそうしたことなのでしょう。

ジャムコに注目

ということで本日はジャムコ<7408>に注目してみたいと思います。航空需要が回復し、米ボーイングの生産・納入が本格化してきました。同社は航空機向けの厨房設備や化粧室で世界一位シェアを占めています。

第3四半期決算に期待

前期は営業利益段階で31.74億円の赤字でしたが、今期は27.8億円の黒字転換を計画しています。中間期に営業利益以下を上方修正しており、その後、ユナイテッド航空がボーイング787ドリームライナーの100機の確定注文と100機の追加オプションを発表していることから、2月9日発表予定の同社の第3四半期決算が期待されるところです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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