ユーグレナに注目【転ばぬ先のテクニカル】

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NY反発を受け買戻しも値を消す

1月31日のNY市場では10~12月期雇用コスト指数が予想以上に鈍化したため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化懸念が後退する格好で反発しました。NY市場の反発を受けて買戻しが持ち込まれた昨日の日経平均も反発といったところですが、FOMCの結果待ちで徐々に値を消す展開となりました。

FOMC結果判明は日本時間2日早朝

ところで、昨日の当欄で「明朝にFOMCの結果が…」と書いてしまいましたが、申し訳ありません、カレンダーを見誤っておりました。結果判明が日本時間2月2日の早朝です。

5日線を割り込めば一旦逃げる

さて、このところ銘柄紹介が増えていますが、FOMCの結果次第では急落もありえます。AFC‐HDアムスライフサイエンス<2927>も、昨日のジャムコ<7408>も順調に値上がっていますが、5日線を割り込むような動きになれば、一旦は逃げる段取りも必要かと思います。

バイオ燃料プラントを建設

本日はユーグレナ<2931>に注目します。ユーグレナは昨年12月14日にマレーシア国営石油大手べトロナス、イタリア石油ガス大手エニとマレーシアでバイオ燃料製造プラントを作る検討を始めたとの報道で1060円まで買われました。その後は調整となり、本年1月18日には915円まで下落しましたが、1月19日にマツダ、ロート、第一生命、丸井グループと資本業務提携で転換社債などを発行して78億円を調達。内、69億円をマレーシアのプラント建設に充当すると発表しました。

ジェット燃料として用途拡大

同社のバイオ燃料「サステオ」は都営バスなどにも給油され運行していますが、大手企業との業務提携により信用力も高まり、今後はジェット燃料としても用途が拡大していくものと思われます。昨日は出来高が急増し1月20日の戻り高値を更新し、昨年12月高値が視界に入ってきました。1060円を突破することが出来れば2021年3月高値の1295円まで節目がありません。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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