目次
春の突風も落ち着き取り戻す
3月の東京株式市場は続伸しました。月半ばにはSVB破綻やクレディ・スイスの経営不安という春の突風が吹きましたが、当局の素早い対策によりマーケットは落ち着きを取り戻してきました。
チャート形状は昨年6月と瓜二つ
チャート形状を眺めて気づいたことは、SQに向けて急上昇した後、SQ通過後に急落した昨年6月と瓜二つだということ。昨年は6月9日の日経平均2万8389円高値の翌日に下放れて20日には2万5520円まで急落し、その後、下値固め期間を経て8月17日の2万9222円まで上昇していきました。
主要移動平均線を上回る
今回、同様の流れになるのなら、今月後半に3月高値に接近し、5月には高値抜けしていくという期待が高まります。先週末には3月配当落ち分を埋めて2万8000円台を回復してきました。日足、週足、月足揃って主要な移動平均線を上回ってきており、4月相場も期待できそうです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント