マチマチも2日連続で陽線形成
本日の東京株式市場はマチマチの展開でした。昨日、800円幅の反発がありましたので、寄り付きから目先的な戻り売りが出ましたが、その後は徐々に押し目買いが入り日経平均は小幅に続伸、TOPIXは小幅反落となりました。しかしながら両指数は2日連続で陽線形成となり、5日線を回復しました。日経平均は一目均衡表の雲上限にタッチした状態ですが、TOPIXは昨日から雲抜けとなっています。両指数ともに7月11日高値からは三空形成となりましたが、その三空目を埋めようとする意志を感じます。
日銀会合結果に興味傾く
明日のお昼前後には日銀金融政策決定会合結果、日本時間8月1日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されることから、それらを見極めたい空気が蔓延しておりますが、今回はFOMCより日銀会合結果の方に興味が傾いていると思われます。まずは国債購入減額規模がどの程度のものなのか、そして利上げがあるのかどうかです。
会合では利上げは見送られるのでは?
10年債利回りを確認すると、5月30日、7月3日、7月25日と3回1.10%まで上昇しましたが、本日は1.00%まで低下してきており、為替市場でもドル円が154円半ばまで円安が進みました。ということから明日の会合では利上げは見送られるのではないでしょうか。
簡単に4万円程度までの急騰も
もし、利上げがあれば急激な円高と株安に見舞われることでしょうから、マーケット心理の虚をつくような政策は打てないと考えるのが普通です。また、市場心理に沿った会合結果の場合、織り込み済みという反応をするのか、それを好感する反応となるのかは意見の分かれるところですが、利上げなしならば簡単に日経平均が4万円程度までの急騰が起こるのではないかと私は考えています。
今週末までがリバウンド期間
7月11日高値から26日安値まで10営業日数で下げ止まりました。反発は取り敢えず半分の5営業日を想定すれば今週末までのリバウンド期間と考えられます。来週5日(月)には水星が逆行することから、週末までには一旦手仕舞いしておきたいものです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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