チャンス到来【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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週末にかけての急落で二段下げ

先週の東京株式市場は3週続落となりました。週初は7月11日以降の単波動急落に対するリバウンドからスタートしましたが、週末にかけての急落で二段下げとなり、昨年10月安値を起点とする上昇の半分を削る厳しい下落となりました。下値は概ね3万6000円程度(PER15倍前後)を想定しておりますが、最高値から15%下落したことで高水準に積み上げられた信用買い残の整理が必要となり、行き過ぎの下落もあり得るでしょう。

3万5000円近辺までは覚悟

今後考えられる展開は、日経平均に続きNYダウが二段下げに入ることです。その場合、昨年10月安値から先月高値までの上げ幅の1/3押し水準(3万8271ドル)近辺への下落を想定した場合、日経平均は61.8%押しとなる3万5000円近辺までは覚悟せねばならないかもしれません。ただ、ここは売る場面ではなく究極の買い場でしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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