ターニングポイントとなるか!自民党総裁選【転ばぬ先のテクニカル】

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続伸し3万7000円台回復

先週の東京株式市場は続伸し、日経平均は3万7000円台を回復しました。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利を0.50%利下げし、労働市場の雇用面を重視した政策転換となりました。この利下げを受けた米国市場では、NYダウが初の4万2000ドル台に乗せてきました。一方、週末の日銀金融政策決定会合は大方の予想通り、現状維持となりました。

9月9日の3万5247円が二番底の可能性

日経平均株価は週末に25日線を突破し、9月9日の3万5247円が8月5日の3万1156円に対する二番底だった可能性が出てきました。この上のレジスタンスラインは3万8119円に走る13週線、3万8300円に走る75日線、3万8409円に走る26週線など3万8000円台が鬼門となります。

配当取り活発化すればジスタンスライン突破も

今月も残り5営業日となりましたが、今週は26日(木)が9月決算企業の配当権利付き最終売買日となります。配当取りの動きが活発化すれば、上記レジスタンスラインを突破するかもしれません。ただし、3万8700円を超えない限り月足は陰線形成となります。6カ月移動平均線(3万8683円)が下向きに転じており、ここを突破するには何らかの材料が必要になります。

巷ではアベノミクス継承の高石氏選出なら株高

その鍵を握るのが27日(金)の自民党総裁選となりそうです。巷の評判ではアベノミクスの継承を訴えている高石早苗氏が選出されれば株高と言われています。逆に緊縮路線を訴える候補者が選出された場合には厳しい展開が予想されることから、今週末の自民党総裁選は非常に重要なターニングポイントとなりそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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