当面はレンジ相場で個別物色へ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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石破ショックの下げ埋めるが小幅な変動

今週の東京株式市場は反発しました。日経平均は石破ショックの下げを埋めてきました。ただ、週間の日経平均の上下幅は856円と4月半ばから6月半ばのボックス相場を上放れた6月第4週以降の16週間平均2017円幅に比べると小幅な変動となりました。

衆議院選への期待と中東情勢悪化で売り買い拮抗

衆議院が解散され27日投開票の選挙が行われます。1967年以降、解散直前日から投票日直前日までの日経平均は17連勝していることから今回も同様と期待するのが基本です。それを阻止するとするならば中東情勢の悪化だと考えられますが、そうした気迷いにより売り買いが拮抗したことで値幅が詰まった要因と考えます。

自社株買い支えるも上値を追わない

海外勢が現物と先物合計で7週売り越しとなるなかで自社株買いが支える構図となっていますが、上値を追っては買わないため、当面はレンジ相場で個別対処となりそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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