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日本売りの様相が出た週
先週の東京株式市場は続落しました。27日投開票の衆院選で自公連立与党の苦戦が伝えられており警戒感が広がりました。また、米国市場で長期金利が上昇し、S&P500の株式益利回りを上回ったことで株価の割高感も台頭。来月5日の大統領選を前にトランプ優勢と市場が見だしており、当選後の財政拡大を警戒しだしたことも慎重姿勢に向かわせたようです。そのため円安=株高といった東京市場の今までのパターンが崩れ、日本売りの様相が出た週でした。
9月安値へ急落か4万円トライか
衆院選の結果次第のところがありますが、自公で過半数割れとなれば、海外勢のインデックス売りが出るものと思われ、その場合は9月安値の3万5000円台への急落があり得ましょう。逆に自公が健闘した場合は買戻しによって10月高値の4万円トライの可能性が高いものと思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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