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選挙後3連騰でようやく力強い上昇
本日の東京株式市場は3日続伸し、日経平均は3万9000円台を回復しました。選挙後3連騰ですが、昨日まで売買代金が4兆円に届きませんでしたので、本日ようやく力強い上昇となりましたが、3万9000円台乗せで買いが膨らんだのは謎です。
一目均衡表雲の捩れから上昇転換
日経平均の高値は3万9417円まであり、10月16日にアイランドリバーサルで空けた日足の窓(3万9362円~3万9910円)を埋めだしました。一目均衡表でも基準線を突破し、転換線が上向きに転じました。結局、日柄変化日(10月25日~28日)と一目均衡表の雲の捩れが起きたところから上昇転換した形です。
イベントの多い週の意外な上昇
しかし、イベントの多い今週、誰がこれほどの上昇を予想したでしょうか。自公惨敗で当初は下げるという見方が大半でしたが、月曜日の寄り付き直後の押し目から一気に駆け上がってきました。今週は米7~9月期GDP速報値や10月雇用統計。また、マイクロソフトやメタ、アップル、アマゾンなどの決算発表が予定されており、来週は5日に米大統領選挙、6日~7日に連邦公開市場委員会(FOMC)と続きます。このような重要イベントが満載の中、売買代金を伴った上昇とは…。
無理をせず押し目買い噴き値売り
11月11日と言われる特別国会に向け、与野党の枠組みが変わると思われ、政治の駆け引きを横目に見ながら、無理をせず押し目買い、噴き値売りで対処せねばなりませんね。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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