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NY市場持ち高調整で東京株式市場は続落
本日の東京株式市場は続落となりました。8日のNY市場は小動きの展開でした。今晩の米国はカーター元大統領の服喪の日で株式市場が休場となるほか、今週末に控えている米雇用統計の発表待ちのなか、持ち高調整の動きが優勢となりました。
米長期金利上昇が重荷
また、トランプ次期米大統領は、新たな関税プログラムを導入するため、国家経済緊急事態宣言を検討していると報じられており、米長期金利が上昇したことが重荷となりました。10年債利回りは一時、4.721%まで上昇し、昨年4月の4.737%に肉薄しました。
雇用統計強ければ堅調な景気に目向ける
これで株価が持っていることが不思議ですが、仮に強い雇用統計が発表されれば、マーケットの反応は長期金利の上昇を無視して、堅調な景気に目を向けるのではないでしょうか。米国市場はノー天気なマーケットなので…。
トランプ2.0が1月20日からスタート
本日の日経平均は意外な値幅がでる下げとなりました。恐らく明日のオプションSQを巡っての攻防戦が行われたものと思われます。ただ、問題はトランプ2.0が1月20日からスタートするということです。週末の米12月雇用統計の結果がどうであれ、来週は新政権発足に備えてポジション調整の売りが出やすいと考えると難しくなってしまいます。まずは、明日のSQ値に注目しましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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