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米経済成長率上方修正受け反発
本日の東京株式市場は反発となりました。国際通貨基金(IMF)が、今年の米国の経済成長率見通しを上方修正したことから、米経済に対する楽観的な見方が広がり先週末のNY主要3指数が反発しました。
SOX指数高く半導体関連が指数牽引
中でもアクティビスト(物言う株主)が株式を取得したと伝わった半導体のコルボが14%高と急伸。また、アナリストが投資判断を引き上げたアプライドマテリアルズなどにも買いが入り、半導体SOX指数が2.8%高したことで、東京市場ではアドバンテストやレーザーテックが買われたことで指数を牽引しました。
大統領令に対する織り込みは東京市場から
さて、今晩いよいよトランプ2.0がスタートします。就任式後に約100個と言われる大統領令に対する織り込みがどの程度なのかが問題ですが、今晩の米国市場はキング牧師の生誕記念日で祝日のため取引はありません。そのため、明日の東京市場が最初の反応を探る市場と言えそうです。
大統領令は多岐に渡るが注目は規制緩和条項
大統領令の発令は、関税以外でもバイデン政権時の政策キャンセルや不法移民、和平交渉、外交、暗号資産、ジェンダー関連などなど多岐に渡ると言われています。その中でも注目となるのが規制緩和条項ではないでしょうか。いずれにしても大統領令を見守るほかありません。そしてそのマーケットの反応がどうなるのか。
何事もなく織り込めば日銀会合へ目が移る
何事もなく織り込んでいけば、週末23~24日の日銀会合結果へと目が移ります。利上げの有無によってもマーケットが揺れますので、非常にボラティリティの高い一週間となりましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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