カプコンに注目【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
目次

日米間での一致項目は?

本日の東京株式市場は反発しました。寄り付きの9時前に日米会談が終了し、赤澤大臣から記者団に説明がありました。

現地時間16時半から約50分間、ホワイトハウスでトランプ大統領を表敬し、その後。約75分間、ベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表と、米国の関税措置に関する日米協議を実施。
日米間で以下の点で一致しました。
① 双方が率直に、かつ建設的な姿勢で協議に臨み、可能な限り早期に合意し、首脳間で発表できるよう目指す。
② 次回協議を今月中に実施するべく、日程調整。
③閣僚レベルに加え、事務レベルの協議も継続。

1円程度円安が進行

今回の協議では為替の話は出なかったということで、朝方141円高半ばまで円高が進みましたが、このコメントが流れると142円台半ばへと1円程度円安進行となりました。
ただ、具体的な協議内容や合意はなく、今後は事務方での協議へと移り、今月中に閣僚レベルの再協議となりそうですが、日本との協議が最優先という発言により、各市場の緊張は若干解れた印象です。

5日振りの陽線形成

日経平均は3万4000円台を回復してきました。直近4日間の日足ローソク足は陰線が連続しました。
本日は5日振りの陽線形成となっており、ここで10日高値の3万4639円を越えられるのかどうか。
3万4506円に一目均衡表の基準線が位置しており、この4日間上値を押さえ込んできましたので、ここを突破できるかどうかに関心が集まりましょう。

カプコンは4100円抜けに期待!

個別では防衛関連銘柄が堅調推移。
トランプ氏が自身のSNSで 「日本は関税、軍事支援の費用、そして『貿易の公平性』について交渉するためにやって来る」と投稿したことから買いが集まりました。
日々、トランプ発言でマーケットは揺れ動いており、銘柄を絞り込い辛い展開ですが、
テクニカルチャートから(9697)カプコンに注目したいと思います。

この株は3月11日安値の3277円に対し、4月7日安値は3292円と下値切り上げ型であり、
本日は3月28日の戻り高値である3897円をブレイクしました。
買い場はA-Bラインの3770円近辺までと考え、2月21日の4100円抜け期待です。

日々勇太朗

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

購読会員限定コンテンツ

Pocket

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次