戻り売りの急所【転ばぬ先のテクニカル】

５３％程度を取り戻す

先週の東京株式市場は反発しました。日経平均は４月７日の３万７９２円から１８日には３万４７５８円まで上昇。直近３月２６日高値からの下落幅７４２８円に対し、５３％程度を取り戻しました。

「半値戻しは全値戻し」は難しい

一目均衡表では１０日～１７日まで上値を押さえてきた基準線を突破。下げ幅の６１．８％戻しとなる３万５３８２円を目指しているようで、そこには２５日線（３万５４８０円）が走っています。２５日線は現在、右肩下がりのため、一気に抜き去ることは難しく、また、日足は三段上げへと進んだことから「半値戻しは全値戻し」というのは難しいと思います。

決算跨ぎは避けたい

ターゲット到達後は当面、足場を固める動きへ移ると考えます。今週から３月決算発表が始まります。トランプ関税により企業は控えめな計画を発表すると思われ、決算跨ぎは避けたいところ。個別は（９６９７）カプコンに注目です。
日々勇太朗

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp

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