変化日近し【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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4日続伸し一時3万6000円台回復

本日の東京株式市場は4日続伸となりました。日経平均は一時3万6000円台を回復する場面がありました。

徐々に強気の見方高まる局面も楽観できず

4月7日の3万792円安値からは一貫して上昇を継続しており、投資家心理は4月7日が大底だったといった見方からもう危機は去ったと楽観論が出てくる頃合い。5日線と25日線がゴールデン・クロスしたことで、徐々に強気の見方も高まる局面。しかし、恐怖指数の日経VIは未だ28台となっており、楽観視できる状況ではありません。

本日~今週末5月2日に変化

上のチャートの〇の数字は日柄です。安値→高値、安値→安値、高値→安値、安値→高値のピークアウトが概ね16日~19日で変化しています。4月7日安値から本日で16日目となっており、この流れが続くなら本日~今週末5月2日に変化することが予測されます。そういう意味では、足元の上昇では戻り売り対処で、5月半ば以降へ向けて下落に転じるならば、そこまでは休むも相場で買い場を探すことも一考です。

今週のスケジュールを確認

さて、今週のスケジュールを確認しておきましょう。
29日(火)
日本 休場(昭和の日)
米国 2月のS&Pケースシラー住宅価格指数
米国 4月の消費者信頼感指数
米国 3月の雇用動態調査(JOLTS)
米国決算発表 ファイザー、GM、コカコーラ、ハネウェル、ビザ
米国 大統領就任100日記念集会
30日(水)
日本 3月の鉱工業生産速報値
日本 3月の商業動態統計
日本 3月の建機出荷
日本 3月の住宅着工統計
日本 2月の景気動向指数改定値
日本決算発表 村田製、東京エレク、JR東日本、商船三井、関西電
中国 4月の製造業・非製造業PMI
中国 4月の財新製造業PMI
欧州 1~3月期のユーロ圏GDP速報値
米国 4月のADP雇用報告
米国 1~3月期のGDP速報値
米国 1~3月期の雇用コスト指数
米国 4月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)
米国 3月の個人所得・個人消費支出(PCE)
米国決算発表 メタ、マイクロソフト、クアルコム、キャタピラー
日米 赤沢経済財政・再生相が訪米し、2回目の貿易交渉へ
5月1日(木)
日本 日銀金融政策決定会合の結果発表
日本 4月の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)
日本 4月の新車販売台数
日本 日銀総裁会見
日本決算発表 双日、JVCKW、HOYA、三井物、住友商
中国 休場(労働節、5日まで)
米国 週間の新規失業保険申請件数
米国 4月のISM製造業景況感指数
米国決算発表 アップル、アマゾン、アムジェン、マクドナルド
5月2日(金)
日本 3月の求人倍率、失業率
日本 4月の国内ユニクロ既存店売上高
日本決算発表 伊藤米久、エムスリー、伊藤忠、丸紅、三菱商、JAL
欧州 4月のユーロ圏消費者物価指数速報値
米国 4月の雇用統計
米国 3月の製造業受注
米国決算発表 シェブロン

経済指標発表が多く決算発表も本格化

日本はGWに入りますが、経済指標の発表が多く、また、決算発表も本格化します。ここは一つ一つ確認しながら、あまりポジションを持たずに過ごしたい一週間ですね。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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