足元の東京市場は膠着感の強い相場となっています。今週は月曜日に25日移動平均線や一目均衡表の転換線、基準線などが収束している1万9100円台を試す動きとなりましたが、下値が固いとみるや翌日から反発機運が高まり、5日移動平均線を回復。しかし、上値も重く、今週は上下幅304円という狭い範囲での取引となりました。
相場は煮詰まりつつあり、そろそろどちらかに放れることになりそうですが、来週28日の変化日に注目です。昨年11月9日安値から本年1月5日高値までは38営業日数でしたが、1月5日高値から更に38営業日目となる対等日柄が来週28日です。この日はトランプ大統領の議会演説が予定されており、日柄変化日に相応しいイベントとして注目されます。
1万9100円~500円のボックスを放れた方向につくのがセオリーです。
日々勇太朗