「転ばぬ先のテクニカル」~変化日通過後の興味深い一日

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

やはり上値の重い昨日でした。トランプ大統領の議会証言前に上値を買う必要のない一日でした。本日の11時過ぎからマーケットがどういった変動を見せるのでしょうか?テクニカル分析で未来が見通せる訳ではありませんが、先行きの方向性を見ることのできる判断材料のひとつにはなります。

28日はシカゴの日経先物が高く返ってきましたので、寄り付きからで上値を試した一日でしたが、上値は5日移動平均線に阻まれ、終値でも25日線を回復することが出来ませんでした。日経平均採用225銘柄で25日移動平均線を上回っている銘柄数は113、下回っている銘柄は112と強弱拮抗しています。

相場も迷っているということなのでしょう。

しかし、トランプ銘柄と言われた銘柄軍を検証すると、代表的なソフトバンクは25日移動平均線を下回り、5日線と25日線がミニ・デッドクロスしてきました。金融規制緩和期待で上昇してきた三菱UFJFGも先般からお伝えしていましたように、778円の毛抜き天井後は上値を追うことが出来ていません。

主力銘柄が変調をきたしてきており、よほどのサプライズ演説とならなければ、上値は限定的と予測すべきなのでしょう。

日柄変化日の昨日は上髭の陰線形成となりました。

変化日通過後の本日がどういった値動きになるのかが非常に興味深い一日となります。

日々勇太朗

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