「転ばぬ先のテクニカル」~様子見に徹する

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

今朝の東京市場は続落となりました。先週はザラ場の年初来高値を更新しましたが、出来高・売買代金が思ったほど増えなかったことが気がかりでした。今朝も前場段階の出来高・売買代金は閑散状況で、これでは2万円は遠いという印象です。

3月2日のザラ場高値更新日の日足は窓を空けた上放れでした。しかし、大引けは押し戻されて安値引けの陰線形成でした。坂田五法では上放れの陰線は戻り売りに押されても買いとあります。しかし、翌日も陰線だと押し三手・五手という法則があります。3本目(本日)が陽線で前日の陰線に差し込む形ならば引けで買い増しとあります。しかし、3本目も陰線の場合は5本目の陽線で買い増しという判断です。

ところで、最高値から3本目の陰線の場合を調べてみると、昨年4月25日から3本連続というのが見つかりますが、このときはその後急落していきました。5月6日に底入れとなりましたが、4月25日の最高値は17613円で、5月6日のザラ場安値は1万5975円といった具合です。

今週は週末がメジャーSQと米雇用統計が控えており、様子見に徹するのが良いと思われます。

 

日々勇太朗

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