3月第1週の投資主体別売買動向を見ると、個人投資家は2週連続で840億円売り越し、海外投資家も3週連続で796億円売り越し、信託銀行は5週連続で380億円売り越し、事業法人は2週連続で262億円の買い越しでした。3月決算対策売りの国内機関投資家に外国人投資家も売り越しとなれば、上値は非常に重いと考えねばならないようです。
期末配当取りの買いにはまだ時期が早く、イベントが集中する今週は下押しし易い週と思われます。2015年9月29日安値以降はボトムからボトムの日柄変遷は見事にほぼ90営業日サイクルで進行してきました。前回11月9日安値から90営業日目が今月22日です。その時の下値の理想は11月安値から3月高値の上げ幅の38.2%押しとなる1万8300円近辺への押し目形成です。
日々勇太朗