「転ばぬ先のテクニカル」~主力株が主役に

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の東京市場は3日続伸となりました。週半ばにイベントが集中することから閑散な取引ではありましたが、日足は10日(金)の上放れの陽線に陽線が連なる「並び赤」の買い線が出現しました。先週末の日経平均が終値ベースでようやく昨年来高値を更新したことで、流れは変わったものと思われます。日経平均は伸び悩みましたが、TOPIXは連日で昨年来高値を更新してきております。

一方、連騰続きのジャスダックは22営業日振りに反落し、一気に5日移動平均線を割り込んできました。マザーズは包み足の陰線形成となり、こちらも5日移動平均線を割り込んできました。流れの変化を感じる一日でした。盛り上がりに欠ける市場ではありますが、東証一部の主力株が主役に転じる場面が近いと考えております。

日々勇太朗

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