「転ばぬ先のテクニカル」~グロース株からバリュー株へ

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

いいお天気の三連休でしたね。

今回は週末金曜日に会社四季報が発売になりましたので、休み中に暇を見つけては投資家のバイブルをパラパラと捲ってみました。今回の四季報は中々面白い記事が満載です。巻末の特集では有給休暇の消化率の高い企業や、残業時間の少ない企業など世相を反映したデータが掲載されていました。

そんな中でおやっと思ったのは「市場別決算業績集計表」というものが巻頭すぐに載っていることです。これによると例えば前期の全公開会社の営業利益が0.1%減だったものが、来期は12.6%増になるとしています。

問題はここからです。

東証一部は今期1%減から来期は12.5%増の予想となっています。ジャスダックは今期10.2%増が今期15%増と続伸予想です。一方、東証二部は今期56.6%増から来期は12.4%増に、新興市場は今期18%増から今期は12.8%増と伸び率が低下する予想です。

年明けから過去最高値更新や21連騰(でしたっけ?)を記録した小型株市場の下地はこんなところにあったんだと気づきました。

さて、成長の伸びが緩やかになる東証二部株やジャスダックは指標からは高成長を織り込んでしまっており、来期の伸びが鈍化するのであれば、銘柄のよっては利食い先行として投資対象から外さねばならないでしょう。

一方、減益から増益に転換する東証一部の割安株へと乗り換え時期が近づいているように思われます。

昨日の東京市場は日経平均、TOPIXともに小幅に下落しました。上値が重い中で円高進行故にこのような下落となっておりますが、東証一部の値上がり銘柄991に対し値下がり銘柄862と値上がり銘柄数のほうが多い一日でした。

これはソフトバンクやファーストリ、ダイキンなどの値嵩株と時価総額の大きい金融株の下落が指数を押し下げただけであり、期末配当取りの動きは指数が下落している中で、着々と広がっていることを示しているのではないでしょうか。

今後は上述の読み通りであれば、グロース株からバリュー株へ物色の変化が起こるものと思われます。

日々勇太朗

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