「転ばぬ先のテクニカル」~下値模索の可能性高まる

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

先週の日経平均は353円安となりました。前週に13週移動平均線を割り込み、下方転換シグナルが点灯していましたが、3月期末に向けて売り込まれて安値引けとなりました。週足は3陰連です。これは昨年6月の4週連続以来です。月足も陰線形成で3カ月連続となりました。5日線、20日線、60日線が下向きとなり、100日線を割り込みました。

本年に入り1万8600円~1万9600円の1000円幅での膠着相場でしたが、4月相場では下を模索する可能性が高まってきました。今週は正念場です。1月18日安値の1万8650円が下値抵抗として機能するのかどうか。そこを割り込んだ場合は、昨年11月高値の1万7500円近辺まで覚悟せねばならないかもしれません。

日々勇太朗

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