「転ばぬ先のテクニカル」~個別は指数に先行して底入れか?

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は反落しました。米国株安にも関わらず続伸して始まりましたが、日本郵政が東芝に続き巨額の減損処理の可能性が報じられると値を消す展開となりました。

エリオット波動ではもう一波動足りないように思います。もう一度1万8224円を割るのではないかと思います。なので、指数を見ていると今週のリバウンドは単なるアヤ戻しに感じるのですが、個別銘柄の値動きを見ていると、指数に先行して底打ち感が出始めたように感じます。

日経平均採用銘柄における25日線回復銘柄は28です。一昨日は23、ボトムは先週金曜日の10でした。TOPIXベースではボトムが14日の136、一昨日は341、昨日が355となっています。

個別では一昨日、三井住友FGが前日の陰線を陽線で包み、しかも下に残した日足の窓も埋めて上昇開始。指標銘柄としている三菱UFJFGは昨日、一昨日と陽線並びで3日前の陰線を変則で包みました。また、ソフトバンクは20日線を突破し、今日にも5日線とのミニゴールデンクロスが示現しそうです。

週末に注目の仏大統領選の第一回投票日を迎えることから、その結果次第では波乱も考えられますので、目一杯買いの手を振ることはできませんが、押し目はそろそろ優良株の第一弾買いを入れる局面を迎えているのかもしれません。

日々勇太朗

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