「転ばぬ先のテクニカル」~陽の陽孕み

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は5日ぶりに反落しました。

日足は前日の陽線の中に陽線が孕みました。酒田五法では、上位の「陽の陽孕み」は売りとなっています。相場が急伸した後、大陽線の翌日に安値で寄り付き、一応陽線を描いて引けるが、前日の高値を抜けなかったことで、相場が息切れして、更なる上昇力に乏しくなった形であり、天井暗示と解説しています。

買い玉は一旦手仕舞い、更に翌日(今日)カブセや寄り線が出るようであれば、売り建てに転ずとなります。カブセとは昨日の陽線高値より高く寄り付くけれども引けはだれて陰線形成で昨日の陽線に差し込む形であり、寄り線は寄り付きと引け値が同値に近い十字足の形です。

週末でもあり、また世間はGWに入るため、2営業日しかない来週は市場参加者が激減することが予測されますので、引け近くまで観察し、このような形になりそうならば、ポジションを軽くしてのんびりとGWを過ごしましょう。

日々勇太朗

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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