「転ばぬ先のテクニカル」~正念場の週

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

先週の日経平均は3週続伸となりました。過去の累積売買代金123兆円の大きな壁をジリジリと登ってきました。4月21日にMACDがゴールデンクロス。4月25日に5日線と20日線がゴールデンクロス。26日に60日線を回復し、27日に一目均衡表の転換線と基準線がゴールデンクロス。そして先週は一目均衡表の雲上限を突破し、13週線上も回復しました。

3週間の急ピッチな上昇で1~3月のレンジ上限に近づいてきました。5陰連の起点高値は1万9633円です。ここを抜ければ一目均衡表・週足の雲が捻れる4週後までの上昇が考えられます。逆もまた真なりで、抜けないならば4週間の捩れに向けた下落もありえます。

不思議なことに、雲の捻れは相場の転機になるケースが多く、昨年4月安値(1万5471円)~4月高値(1万7613円)の急騰時の高値や、昨年6月安値(1万4864円)のボトム形成などを演出しました。日足ベースでは4日後の5月11日に雲が捻れます。そういう意味で、今週は正念場の週ということになりましょう。

今週は約2050社もの決算が集中する週でもあり、個別対応が求められます。

日々勇太朗

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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