転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は続伸となりました。5月16日高値からの下落で残した日足の窓を1万9850円まで埋めました。1万9862円を取れば上に残した窓はなくなります。窓埋め完了で相場が失速するか、更に高値更新を伺うのか、焦点はそのことに尽きます。

相場格言に「押しは窓まで」とその逆に「戻りは窓まで」というのがあります。上昇相場において急ピッチの上昇に対する調整局面では、過去に残した窓を埋めれば買いとなり、逆に下落相場においては二番天井形成のリバウンドが上に残した窓を埋めて確定といったケースが多いという格言です。

日経平均、TOPIXなど指数は続伸しましたが、値上り銘柄817に対し値下がり銘柄1039と利食い売りが出てきています。そのため騰落レシオは156.78%に低下しました。一昨日に指摘したことですが、昨年12月15日以降の動きに似た逆行です。

日経平均70円高はソフトバンク(36円)、ファナック(13円)、東京エレク(9円)、コナミ、KDDI(6円)の5銘柄で押し上げた数字です。指数が高原状態にありながら、騰落が下げだせば危険なシグナルです。騰落数を横目で見ながらの投資判断が必要と思われます。

日々勇太朗

 

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